2016昌平高等学校学校案内
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「この科目だけは負けたくない」そんな気持ちが芽生えたのです長嶋くん  将来、教育学関係の研究をしたいと思って東京大学の文科三類を受験しました。卒業後は大学院に進み、学者になりたいと思っています。学者への道を歩みたいと思ったのは、昌平に入学して学ぶことの楽しさを知ったからです。担任の先生の国語の授業は面白く、進路の相談でも僕が持っていない視点からアドバイスをいただきました。また、他の先生方も僕たち以上に勉強されており、その熱意が授業から伝わってきました。そして自分も学問に励み、昌平の先生方のような「尊敬される大人になりたい」と思うようになったのです。浅井くん 中学時代の僕は、何かに熱心に取り組もうという気持ちも、誰かに勝ちたいという気持ちもあまりありませんでした。でも、昌平に入学して勉強に打ち込んでいる友人たちに影響されて、僕も学んでいるうちに理数科目が得意になり、「この科目だけは負けたくない」という気持ちが芽生えたんです。今後の目標は明確には決まっていませんが、まだ誰も解いたことのない数学の超難問にチャレンジしたいと考えています。池澤さん 私も長嶋くんや浅井くんと同じで、昌平に入ってから勉強の本当の面白さが分かるようになりました。休み時間にみんなが教科書を読んだり、問題集を解いたりしていて、自分も勉強しなければ浮いてしまう空気が功を奏したのだと思います。ずっと憧れていた早稲田大学に合格することもできました。将来の目標は、公務員になって社会に貢献することです。自分がどう社会に役立てるのか真剣に考えるようになりました齋藤さん 私は担任の先生の指導によって、中学生の頃とはまったく違う習慣が生まれました。自ら進んで勉強するようになったのです。その結果、硬式テニス部と勉強との両立を果たして目標の大学に合格できました。硬式テニス部のコーチも勉強の悩みの相談にのってくださいました。またコーチの「自分の限界までトレーニングしないと、テニスプレイヤーとして高いレベルにまで成長できないのだ」という教えは受験にも活かされました。好きなテニスは今、大学のサークルで続けています。昌平で学んだことを糧に勉強に励み、将来は公務員になるか、企業に入って法律関係のセクションで働きたいと思っています。松島さん まわりのみんなが進路に関して先のことまで考えていることを知って刺激を受け、私も中学時代から大きく変わりました。自分がどう社会に役立てるのかを真剣に考えるようになったのです。国境なき医師団に興味があった私は、医療に関わる仕事がしたいという気持ちが芽生えました。そして、千葉大のメディカルシステム工学科を選んだのです。この学科では、リハビリステーション工学やMRIについて学べます。大学卒業後は大学院に進み、医療系の企業で働くことが目標です。この大学のこの学科に合格できたのは、先生方やクラスの仲間のおかげです。クラスの意識は高く「切磋琢磨」という言葉がよく似合いました。城川校長先生がいつも朝会で「受験は団体戦です」とおっしゃっていたことを思い出します。その通りでした。昌平で出会った先生方や仲間たちが、学ぶことの素晴らしさを教えてくれた東大から、東工大、千葉大、早慶まで。T特選クラスで励まし合いながら学び、現役合格を果たした5人が母校で再会し、これからの目標などを語り合いました。東京工業大学第1類1年浅井 規希慶應義塾大学法学部 法律学科1年齋藤 このみ5Shohei High School5Shohei High School

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