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昌平アート・コレクション

2019/6/26

周知のとおり、校内には少なからぬ芸術作品があります。今日は、その中でも人気の高いものを御紹介しましょう。

中庭と2号館には加藤豊氏(かとう ゆたか 彫刻家。第43回二紀展・文部大臣賞受賞。)制作の像があります。特に中庭にある『パパ撮って』は、「お参りすると昌平高校に合格できる」と噂されているそうで、少なからぬ在校生が祈願した経験を持っています。また、『花束Ⅱ』はあどけない少女の笑顔が印象的な傑作です。因みに、同氏の作品は、春日部文化会館前や東京駅、新宿モノリスビル等でも鑑賞することができます。

本館2階自習室に入ると、正面に彼(か)のアメデオ・クレメンテ・モディリアーニ(Amedeo Clemente Modigliani イタリアの画家 彫刻家。モンパルナスで活躍しエコール・ド・パリの画家の一人に数えられる。)の版画。モディリアーニ作品らしく顔と首が異様に長いプロポーションの女性が、瞳のない目で学習者を迎えます。

その奥には『はらぺこあおむし』で著名なエリック・カールの作品があります。(Eric Carle アメリカの絵本作家。鮮やかな色彩感覚によって「絵本の魔術師」といわれる。)実物を見るとコラージュの手法がよくわかります。勉強の合間には、カールの描く亀と犬の姿を眺めてほっと一息。なかなか贅沢な空間です。

来週から期末考査。幾多の美術作品に囲まれながら、今日も昌平生は学びます。

 

 

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