2023/2/13
昨年行われた昌平祭(文化祭)の時に、中学職員室前に展示されていた、書道部の生徒の作品です。とても印象に残っていて、心に響きました。機会があれば、いつか紹介したいと考えていたので、皆さんにも是非ご覧いただきたく、今回投稿させていただきました。
写真左から
〇「猪突猛進」 中学2年1組 金子 凌大くん
〇「無我夢中」 中学2年2組 御代田 心七さん
〇「日進月歩」 中学2年1組 小澤 彩乃さん
〇「独立独歩」 中学2年1組 千葉 美海さん
〇「誠心誠意」 中学2年2組 田嶋 彩乃さん
私は、この5人を音楽の授業で教えていますが、みんなとても真面目で、頑張り屋さんばかりです。生徒自ら選んで書き上げた“四字熟語”。最高の作品を創り上げようと、時間をかけて何度も書き直したことでしょう。
1人1人の生徒の「こうありたい」「そうなりたい」という想いを、筆先から半紙に乗せて、一字一句、心を込めて書いたことが、ヒシヒシと伝わってきます。
社会のデジタル化がさらに進み、どんなに便利になろうとも、心(魂)の込もった、手書き・手作りに敵うものはない。こういうご時勢だからこそ、精神を落ち着かせて、一心不乱に書道に打ち込むような時間が、どれだけ大切なことか、改めて実感させられました。
ちなみに、過日の「合唱コンクール」では、クラス合唱をまとめる指揮者として活躍した金子くん。真面目に練習に参加し、一生懸命歌っていた、小澤さん、千葉さん、田嶋さん。
その中でも特に印象に残っているのは、今回の合唱コンクールのピアノ伴奏者の中で唯一、1人で課題曲、自由曲の2曲を弾いたのは御代田さんだけでした。素晴らしい演奏を披露してくれたのが記憶に新しいです。正に「無我夢中」で練習に打ち込んでいる姿が、目に浮かぶようでした。