昌平中学生は3年生になると、全員がMYP（国際バカロレア中等教育プログラム）の集大成として、コミュニティプロジェクトに取り組みます。これは、個人で設定した問題を解決する方法を自ら考え、調べ、奉仕活動を実行し、振り返るプログラムです。

　今朝、1年生の教室には、後輩にインクルーシブ教育について説明する3年生の姿がありました。彼女はより多くの人がインクルーシブ教育に関心をもつことを願い、活動に臨んでいます。説明の後には、自作のリーフレットも配布しました。

　生徒が行う奉仕活動は、今日彼女が行った社会テーマについて情報収集し分析して報告するリサーチ活動だけではなく、直接奉仕・間接奉仕・支援運動など様々です。昌平生は1年次から先輩の活動に参加する、2年次には全員がユニクロとのコラボレーション企画である「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加するなどして、奉仕活動に参加しています。今日、先輩の話を聞いた1年生の中にも、2年後に自分はどのような奉仕活動を行うか考え始めている生徒もいることでしょう。3年生は今月末までに、4月以降に行った独自の奉仕活動についてレポートを提出することになっています。このプロジェクトを通じて大きく成長する生徒の姿を見ることができます。