2020/10/15
一貫7期生で社会歴史研究部の松永武大君の論文「戦時下の海南島-海南海軍警察訓練所と二枚の絵-」が、“地歴研究の甲子園”といわれる「全国高校生歴史フォーラム」にて優秀賞を受賞しました。
本論文は、先の大戦中、彼の曾祖父が派遣されていた海南島(現中華人民共和国海南省)から妹に宛てた手紙とそれに同封されていた二枚の絵を手がかりとして、『海南警備府戦時日誌』などの一次資料を読み込み、日本海軍による海南島の占領体制や、所属していた海軍警察訓練所の役割などについて考察したものです。
優秀賞は全国で5編のみ。10名以上のグループ研究が多い中、単独研究は松永君だけという快挙です。
なお、11月14日(土)に、優秀賞(5作品)受賞者・団体による研究発表会が奈良大学で開催され、松永君も出席しプレゼンテーションを行う予定です。