12月23,24日に国内最大級の中高生のための学会，「サイエンスキャッスル」関東大会が開催されました。本校生物化学部は，「栄養と味覚の関係」「自動受粉ロボット ポリネロイド」の２つの研究について発表し，自動受粉ロボットの研究が，東京工業大学賞を受賞しました。 

「栄養と味覚の関係」の研究は，食品に含まれる栄養素と味の関係を解明することで，目的の味を別の栄養素の組合せで再現することや，違う味であっても同じ栄養素を摂取することが出来るようになるという研究です。将来的には，食事制限をされている方に，より食事を楽しんでもらえることを目指しています。

「自動受粉ロボット ポリネロイド」は，世界的に減少傾向にあるミツバチの代替として，果実等の人工授粉を行うロボットを開発する研究です。将来的には，農業の人手不足と食糧問題を解決することを目指しています。

　全国の学生や研究者に対し，自分の研究について発表するとともに，様々な研究発表に触れることが出来ました。今後の研究活動の，大きな刺激が得られた日になったと思います。