1年生の国語の授業でビブリオバトル（書評合戦）を行いました。ビブリオバトルとは、自分のお気に入りの一冊をみんなの前でPRし、最後にどの本を読みたくなったかを投票してチャンプを決めるゲームです。ビブリオバトルは今、学校のほか全国の図書館や書店、一般企業の研修などでも活発に行われています。

　生徒が選んだ本は、現代小説、歴史小説、ホラー、エッセイ、ノンフィクション、図鑑など多岐にわたり、それぞれが「どんな風に紹介したらみんなに魅力を伝えられるか？」を考えながら原稿を作りました。当日の発表、みな真剣に聴き入っていました。そこで紹介された本を、早速手に取って読んでみた生徒もいるそうです。自分が紹介した1冊が、誰かとの心の距離を縮めるかもしれない、誰かの価値観や人生に影響を与えるかもしれない。そう考えると、本は人と人を結びつけるツールになると言えそうです。本校は朝読書を実施していますが、今後も積極的に楽しんで読書を続けてほしいと思います。