2017/12/19
中学3年生の化学の授業で、東レの先端技術で作製された「中空糸膜」を利用したろ過実験を行いました。中空糸膜とは中心が空洞になった糸状の膜のことで、膜の穴の大きさを細かく変化せることで、ろ過できる粒子の大きさが変えられます。この技術は浄水システム等にも活用され、授業で行った「ろ過」が社会でどう利用されているのかを学ぶ良い機会になったと思います。生徒たちは、中空糸膜を用いた簡単なろ過実験キットで、絵の具の色素粒子と、食塩の粒子が分けられることに歓声をあげていました。授業内容が社会でどう役立つのか知る事で、ますます自ら学ぶ意欲が出てくることを期待したいと思います。