IB（国際バカロレア）の中等教育課程は中学３年生で修了します。最後の１年間で３年生は奉仕活動を自分達で考え実施します。自分の興味や将来につながる分野について友達と話し合い、アドバイスし合います。その話し合いをもとにその分野において社会に役に立つことを考えて奉仕活動の実施につなげていきます。プロセスジャーナルというノートを用意し、活動の計画、話し合ったこと、もらったアドバイスなどすべて記録に残しています。夏休みには自分の奉仕活動についてさらに考えを深めるために、その分野のプロを探し訪問します。先生からビジネスマナーなどの話を聞きましたが、電話でのアポイントメントやお礼状など、大人には常識なことも生徒達にとって初めて知ることも多かったようです。すべて自分達で考え動いていきます。まさに社会へ足を踏み出す第１歩です。