2017/2/17
3年生は教科の垣根を越えて、物理と公民の授業でエネルギー問題の学習をしました。物理で様々な発電方法について調べてレポートを作成した後、公民の授業で地球環境問題について議論しました。6つの班(アメリカ、フランス、ドイツ、中国、ブラジル、マレーシア)に分かれ、国益を意識しつつ環境対策に関する条約を締結するのが議論の目標でした。最初は各国の利害が絡んで条約の締結にまでいたらないかとも思えましたが、最終的には、3年1組は「火力発電を少しずつ削減し、先進国が開発途上国に技術提供する条約」、3年2組は「原子力発電を少しずつ減らし、再生可能エネルギーを少しずつ増やす条約」を締結しました。経済学でいう「共有地の悲劇」を回避することの難しさ、各国の利害を調整することの難しさを実感していました。