2015/8/27
オーストラリアの姉妹校に短期留学している中高一貫3期生(現高校1年生)から、現地での様子についてレポートが届きましたので紹介します。二ヶ月間の留学期間も残り一週間となりました。
今月はボーディングハウスという20世紀中期からある伝統的な寮で生活しています。ここでは7年生から12年生が同じ建物で生活していて、学年によって部屋の広さや造りが違ったり、就寝時間やPrepと呼ばれる毎日の自習時間の長さが違います。
スコッツスクールには独特なイベント・アクティビティーがあります。例えば、不定期で行われる”Casual Cloths Day”です。この日は、生徒一人ひとりが寄付をし、制服ではなく好きな服を着てくることができます。スーツでかっちり決めてくるひともいれば、Yシャツに派手なスカートでくるひともいてユニークでとても面白いです。また寄付活動の一環として焼いたソーセージやジュースが売られたり、生徒会主催でオーストラリアのハンドボールの大会が開かれたり、ベストドレッサー賞が選ばれたりととても楽しい1日です。全校で寄付をしようという動きが、楽しいイベントとなったことがとても素晴らしいと感じました。また、ホームルームの時間では時々”Meditation(瞑想)”をします。教室でみんなで横になり、先生の声をききながら瞑想をするのです。初めて体験したときはとても驚きましたが、何回かやると頭がすっきりしたような気分になりました。
オーストラリアと日本の違いはたくさんあります。言語による違い、土地の大きさや文化による違いなど様々です。それらの違いから学んだこともまたたくさんあり、それらをひとつひとつ噛みしめながらこれからの自分の将来、日本の将来について考えていきたいと考えています。
最後に、今回私がお世話になったスコッツスクールの生徒たち、先生方、この留学という機会を与えてくださり、様々な手配をしてくださった昌平の先生方、この留学に送り出してくれた両親に感謝をしています。