2015/7/28
オーストラリアの姉妹校に短期留学している中高一貫3期生(現高校1年生)から、現地での様子についてレポートが届きましたので紹介します。充実した生活を過ごしているそうです。
私がオーストラリア、スコッツスクールに来てから、二週間が経とうとしています。昌平とは異なる授業のスケジュールや教室の場所もだいぶ覚え、こちらの生活にも少しずつ慣れてきました。
いま私は9年生のバディの家庭にホームステイをし、ともに授業に出ています。授業は1コマおよそ60分で、1日に5時間あります。スコッツスクールでは生徒一人ひとりで時間割が異なります。例えば私のバディは音楽の授業をたくさんとっていて、ほぼ毎日授業があります。年度の終わりに次年度の科目を選択するそうです。また、始業前にオーケストラやジャズ、合唱のレッスンにも出ています。昌平は大学入試を基本とした授業構成ですが、スコッツスクールでは専門的な分野を学ぶことができるようです。
特に気に入っている授業は数学の授業です。私が好きな数学を英語で、オーストラリアの指導法で日本とは異なる方向から学ぶことがとても楽しいです。例えば、「Xの二乗」は英語で「X square」、「Xの三乗」は「X cube」ということを知りました。なぜこのように呼ばれているのか、すぐに気づくひとが多いかと思いますが、新しく英語で知り、それがなぜなのかわかったときの「感動」はとても大きなものでした。
最後に、いま私は普段は触れることのできない、生きた英語に触れることができ、とても充実感を感じています。日本で学んだ教科書の表現とはまた違った英語があったり、地域の違いによる発音の違いなどがあり、毎日がとても刺激的です。日本とオーストラリアの生活の違いからどんなことがこれからの日本にとって重要で、価値があるのか考えていきたいと考えています。