2025/2/12
祝日明けの今日は気持ちのよい朝となりました。夜が明けるのが日ごとに早くなってくることを実感します。まだまだ寒い日もあるでしょうが、季節は確実に春に向かいつつあるようです。
2020年春、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、全国の学校が一斉休校となる事態が発生しました。「濃厚接触者」「ソーシャルディスタンス」「三密回避」といった言葉が飛び交い、先の見えない不安と恐怖の日々が続きました。分散登校やオンライン授業により登校を控える状況の中にありながらも、なんとか生徒たちの不安を払拭し、教育活動を継続していました。コロナ禍の最中、私は前任校に勤務していましたが、当時もホームページ上で校長ブログを続けていました。姿が見えない生徒や保護者の皆さんを安心させるために、さまざまな切り口で私の思いを書き綴っていましたが、毎日のブログの最後はいつもこの言葉で終わりにしていました。
After night comes the day.
朝の来ない夜はない
今日のブログを更新しようとした時、突然この言葉が頭に浮かんできました。日々考えることが多く、対応を求められる状況にあるからかもしれませんが、唐突にこの言葉が胸に突き刺さってきました。
人は弱い生き物です。もちろん私も弱い生き物です。時には何かを支えに、踏ん張っていかなければいけない時があります。そんな時に、あの厳しい状況を乗り切ったことは、私にとっても細やかな自信となっています。だからこそ、その当時のこの言葉が胸に響いてくるのかもしれません。そして、もしもどこかで悩み、苦しい思いをしている方がいたとしたら、改めてこの言葉を贈りたいと思います。
After night comes the day.
朝の来ない夜はない