2025/1/19
今日は共通テスト2日目。初日のことは振り返らずに、今日は今日として目の前の問題に全力で挑んで欲しいと思います。3年生が入試に臨んでいる中ですが、中高合わせて20名の生徒がマレーシア語学研修へと旅立っていきました。マレーシアを目的地とした語学研修は今回が初めてとなります。マレーシアといえば、今月9日~12日にかけて石破総理大臣が訪問したニュースが報じられていました。アンワル首相との会談では安全保障や経済、人材育成などの分野で協力を深めていくことで一致したとのことでした。また、マレーシアは今年のASEAN(東南アジア諸国連合)の議長国でもあり、アジアにおける存在感が年々高まっている国です。多民族国家であるマレーシアではさまざまな言語が話されています。公用語はマレー語ですが、その他にも英語、タミール語、中国語の4つの言語が主に使われています。特に世界共通語である英語は、多くの人がコミュニケーションツールとして使っています。大学の教育水準が非常に高いため、世界的にも高く評価され、世界ランキングの上位に入る大学も複数あります。イギリス式の教育システムに近いため、昨今は留学先としてとても注目されている国です。昨年9月には、筑波大学マレーシア校が首都クアラルンプールに開校しました。さらに、欧米やオセアニアの大学への留学と比較すると、経済的な負担が非常に少ないという利点もあります。そのため、本校からも進学先としてマレーシアの大学へ進学する生徒も複数出てきています。
こうした状況を捉えて、今回、初めてマレーシアを研修先とした8日間のプログラムが組まれました。クアラルンプール郊外の大学の施設に滞在し、さまざまな語学研修プログラムを通して英語力の向上とグローバルな視野を広げることを期待しています。
今朝の集合時間は7時30分という早い時間でしたが、全員時間通りに集合し、成田空港を出発していきました。見送りに来られた保護者の方にお話を聞くと、多くのご家庭がマレーシアという訪問先に魅力を感じて参加を決めたとのことでした。アジアの一員として、これからの未来をどう切り開いていくのか。今回の研修で多くのことを学び、平均年令28.5才というマレーシアのエネルギッシュな勢いを感じてきて欲しいと思います。この研修が有意義な経験となることを期待しています!Have a nice trip! God spped!