2025/1/9
今日はこの冬一番の寒さを感じる一日になりました。付属中学校の入学試験が明日から4日間続くため、今日の午後は入試のための会場準備となりました。受験生に安全に快適に受験をしていただくため、念入りに教室の整備を行いました。来春、一人でも多くの入学生を迎えられることを心より願っています。
会場準備が進んでいる中、ひと際にぎやかな場所がありました。陽気な音楽と笑い声が聞こえてくるランチルームを訪ねてみると、オーストラリアからの交換留学生のフェアウェルパーティ(お別れ会)が行われているところでした。今回、姉妹校であるサンシャインコースト・グラマー・スクール(S.C.G.S.)からの交換留学生として、トビー、オリビア、ジャクソンの3名が来日し、ホームステイをしながら本校の生徒たちと一緒に学校生活を送りました。11月30日~1月11日までの約1か月半の滞在でしたが、高校2年生の3クラスに分かれて共に学び、共に遊び、有意義な時間を過ごしていました。あえて帰国子女のいないクラスに在籍したことで、3人の留学生の日本語力は飛躍的に向上していました。慣れない日本での生活ということもあり、ホームシックになるような場面もあったかもしれませんが、今日の様子を見ている限りとても楽しい滞在となったようです。交換留学生としてひと足先に本校の生徒が、昨年夏にS.C.G.S.を訪問していたこともあり、親近感があったこともあるでしょう。本校ではパワー・イングリッシュ・プロジェクトの一環として、さまざまな海外研修プログラムを実施しています。S.C.G.S.との交流もその一つですが、コロナ禍を経て一昨年からようやく再開した意義あるプログラムです。現地を訪れることは誰でも簡単に叶うわけではありませんが、来日した留学生と交流することは、それほどハードルは高くないはずです。今回、多くの生徒たちが国際交流を積極的に行い、日本に居ながら、親善大使としてオーストラリアとの友好を深めてくれました。将来、このご縁が大きく広がり、海を越えた新たな友情の架け橋となってくれることを願っています。ホストクラスの生徒の皆さん、サポートいただいた先生方、大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。トビー、オリビア、ジャクソン、本当にありがとう!いつでも昌平高校に帰ってきてくださいね!