本日、ラグビー部が花園出場をかけた県大会決勝に挑みました。対戦相手は古豪熊谷工業高校。試合会場が熊谷ラグビー場ということもあり、地元から大勢の応援団がスタンドに駆けつけていました。ここまで失点ゼロを続けてきた本校ですが、難敵相手に気の抜けない闘いとなりました。今年のチームは花園での年越しを最大の目標としていることもあり、この決勝戦も最終ゴールではありません。順調に勝ち上がってきたここまでの闘いに慢心することなく、集中した緊張感の中で試合に入りました。私がラグビー部のGMを務めていることもあり、今日の闘いはベンチから見届けました。開始早々のトライを皮切りに、順調に得点を重ねます。それでも熊谷工業にトライを許し、無失点記録は途絶えましたが焦りは全く見えませんでした。33対7で前半を折り返し、勝負は後半に。後半も攻撃の手は緩めませんでしたが、相手の必死のディフェンスに得点を奪えません。逆にもう1トライを許してしまいました。それでも試合終了間際にトライを奪い、45対12で勝利し2年ぶり5度目の全国大会出場を決めました、最後まで気持ちを切らさずに試合を終えた選手たちの表情は、充実感に満ちあふれていました。花園キップは手にしましたが、選手たちに驕った様子は全く見えません。チームの目標が更に遠くを目指していることが、選手たちをそうした振る舞いにさせていることでしょう。今日の優勝はこの場で忘れ、来る全国大会に向けた準備を進めて欲しいと思います。この優勝に驕ることなく、謙虚に、愚直に次のステージに備えて欲しいと思います。選手の皆さん、スタッフの皆さん、そして応援の保護者の皆様、大変お疲れ様でした。また、会場まで駆けつけてくれた多くの生徒諸君、ありがとうございました！