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5羽のカモメの話

2024/10/2

久しぶりに30℃を超えた蒸し暑い一日となりました。今週は「授業参観ウィーク」となっているため、生徒たちの様子も少しだけ緊張気味でしょうか。一日を通して校内で保護者の方とお会いする日々が続いていますが、お忙しい中、ご来校いただいた保護者の皆様に改めて感謝申し上げます。

昨日のブログでは月の始まりに合わせて、「気持ちをリセットしたい!」と書きましたが、節目を迎えたタイミングで、ある種の「決意」の思いを込めて書いたつもりです。「決意」について考えるとき、必ず頭に浮かぶあるお話があります。アメリカ人作家のアンディ・アンドルーズが書いた「希望をはこぶ人」に出てくる「5羽のカモメの話」です。

  5羽のカモメが防波堤にとまっていました。
  そ
のうちの1羽が飛び立つことを決意しました。
  「残っているのは何羽でしょう?」
  と子どもに質問しました。
  子どもは「4羽です」と答えました。
  しかし、答えは「5羽」でした。
  そのカモメは飛び立つことを決意しましたが、
  翼を広げて空を舞うまでは
  防波堤にとまったままだったからです。
  残りのカモメとどこも違いませんでした。
  人間だって同じです。
  「何かをしようと決意した人」と
  「何も考えてもいない人」とでは
  何の違いもありません。
  ところが人は他人のことは行動で判断するのに
  自分のことは決意で判断することがよくあります
  しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれて
  いる人に対する裏切りでしかありません。

この話は私に多くのことを教えてくれます。
これまでどれだけ多くの「行動を伴わない決意」をしてきたことか。
そして「決意」をするだけで満足してしまい、「行動」に移さない自分をどれだけ多く許してきたことか。
思い出すたびに恥ずかしくなることばかりです(涙)
いまここに自戒の念を込めて、「5羽のカモメの話」を紹介することで、改めて「決意」をしました。
「決意」したことを「行動に移す」ことを新たに決意しました。
私と同じように、「5羽のカモメの話」が皆さんの背中を押す力になってくれたとしたら何よりです。

 

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