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ささやかな発見。

2025/1/29

今日も晴れ上がった気持ちのよい一日となりました。1月も終盤に入り、いよいよ大学の一般入試が始まりました。自習室の雰囲気も日ごとに緊張感が高まってきています。不安は尽きないことと思いますが、大丈夫!!今できることに集中して、焦らず、慌てず、落ち着いて、机に向かって欲しいと思います。

落ち着いて……と言うと、普段から気持ちを落ち着けリフレッシュするために、私がよく口にしているものがあります。それがこちらです。

そうです、清涼菓子の「MINTIA」です。とても小粒のタブレットですが、口に入れて噛むと何とも言えない酸っぱさ(辛さ?)が口内に広がり、気持ちが大いにリフレッシュします。およそ2日に1箱のペースで買ってしまうのですが、病みつきになりつつあります。何事も「過ぎたるは尚及ばざるが如し」ですので、食べ過ぎには注意したいと思います。
このMINTIAですが、先日とても興味深いことを次女が教えてくれました。それはこのケースのフタについてです。フタは一粒ずつ取り出す構造になっているため、タブレットの大きさに合わせた形状になっています。フタを開けてみると裏には長方形の穴が開いています。

普段取り出すときには全く気にしていなかったのですが、改めて見てみるとこの長方形の穴が気になります。娘によるとこの長方形の穴にはしっかりとした役割りがあるそうです。一度フタを閉じてから、軽くケースを振り、再度フタを
開けると、あの長方形の穴にタブレットがピッタリと収まるのです!

この穴は意図的に付けられたものだそうです。ケースを軽く振って、片手でタブレットを取り出そうとすると、なかなか出てこないことがあります。その対策として、フタを開けるときにこの長方形の穴にタブレットが収まるように開発されたそうです。言われてみると、確かに片手でもタブレットが取り出しやすくなることに気づきました。この問題を解決するために、製造メーカーではさぞかし苦労があったことでしょう。何度も何度も繰り返し試作品を作り、ようやくこの長方形の穴にたどりついたのではないでしょうか。そう考えると、この小さな長方形のスペースの存在感が際立ってきます!とても小さく些細な発見でしたが、そこに秘められた努力の跡を想像し、思わず感動してしまいました。視点を変えると見えていなかったものが見えてくる……そんなことを実感した発見でした。

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