連休明けの今日も、空気の澄んだ気持ちのよい一日となりました。昨日まで続いた附属中学校の入学試験も無事に終わり、今日から授業が再開されました。週末に控えた共通テストに向けて、今朝も早い時間から自習室は大盛況でした。受験本番が刻一刻と近づいてきていますが、私にできることはほとんどありません。ただただ生徒たちの努力が実ることを願うと同時に、廊下で行き会ったときに声を掛けることぐらいしかできません。「調子はどう？」の声がけに「まあまあです」「いい感じです」「緊張してます」…。返ってくる答えはそれぞれですが、明るい表情をみると少し安心したりしてしまいます。共通テストのあとも長丁場ですから、焦らず、慌てず、今できる努力に全力を注いでほしいと思います。
そんな時、何か彼らの力になることはできないか…と考え、自宅に余っていた折り紙を使って、「消しカス入れ」を作ってみることにしました。自宅近くの図書館の自習コーナーに、同様のものが置いてあったことを思い出したのです。インターネットで作り方を調べてみると、案外簡単に作れました。もともと手先は器用な方で、子どもの頃から折り紙は得意でした。最初こそ時間が掛かりましたが、慣れてくると1分半ほどで折ることができるようになりました。なんていうこともない小さな箱ですが、少しでも受験生をサポートできればと思い、自習室の入り口に置いてみました。机周りがきれいになると、多少は勉強へのモチベーションも上がるかもしれません。ほんの細やかなプレゼントですが、受験生の皆さんのサポートになれば何よりです。心身のコンディションを整え、来たるべく本番に備えてください。Good Luck!