2025/1/8
今朝は雲ひとつ無く晴れ上がった気持ちのよい朝となりました。今日から3学期の始まりです。始業式で壇上に上がり生徒たちの姿を見ると、毎回のことですが感謝の思いが募ります。今この瞬間、この場所に一緒にいられることが如何に有り難いことなのか。今年も感謝の言葉から式辞を始めました。令和7年は干支で言うと巳年です。ヘビというとハ虫類ということもあり、何となく敬遠されがちなイメージがありますが、実はとても縁起のよい生き物です。脱皮を繰り返して成長することから、飛躍や成長の象徴として取り上げられこともあります。また、ヘビの抜け殻を財布に入れておくと金運に恵まれたり、庭でヘビを見たらその家に良いことが起こるなどの言い伝えもあります。また、再生や若返りの象徴とされることから、WHO(世界保健機構)のマークにもヘビが使われています。こうしたことからも、今年はとても縁起のよい年であって欲しいと思います。また、昭和で数えると昭和100年という節目の年にも当たります。昭和生まれの私にとっては、なんだか感慨深いものを感じます。最近、昭和のよさが改めて見直されているという話も聞きますが、昭和のよさを持ちながらも令和に合わせてアップデートしていくような生き方をしていきたいと思います。
始業式の後は、共通テストに向けて3年生へエールを贈りました。これまでも多くの受験生を送り出してきましたが、2年前に長女の大学受験を保護者として経験した立場から、アドバイスを送らせてもらいました。過去を悔やまず、未来を恐れず、今に全力を注いで欲しい。そして、最後の最後の最後の最後まであきらめずに努力を続けていれば、必ず幸運が舞い降りてくる。全精力を注いだその努力こそが、その後の人生の礎となることを伝えました。「食事」「睡眠」「笑顔」を忘れず、受験当日まで努力を続けて欲しいと思います。その先に、明るい未来が広がっていることを信じています。インフルエンザなど感染症の不安も尽きませんが、心と身体のコンディションを整えて受験に挑んでください。皆さんの頭上に、満開の桜が花開くことを心より願っています。Good Luck!