2連勝した女子バスケットボール部の応援のために、3日連続の東京体育館となりました。3回戦の今日の対戦相手は慶誠高校（熊本）です。これまでの2試合同様に長身の留学生を擁する強豪校です。ウォーミングアップから緊張感がみなぎる中、時折見せる笑顔からリラックスした様子も伝わってきました。ここから先の闘いは、本校にとっては未知の闘いです。初めて挑む3回戦のレベルはやはり高いものでした。試合開始直後から激しい攻防となりましたが、一進一退の展開のまま、勝負の第3ピリオドへ。ここから慶誠の怒涛の攻撃が始まりました。これまで抑えられていた堅い守備も少しずつほころびが見え始め、相手の得点が続きました。その反面、本校のシュートはリングに嫌われ、なかなか追いつくことができません。逆に点差を広げられる展開になり、最後は60対77のスコアで悔しい敗戦となってしまいました。それでも初の全国2勝を挙げ、ベスト16への進出は見事なものです。堂々と胸を張って帰ってきて欲しいと思います。強力な留学生に身体を張って立ち向かう姿は、見る者に勇気を与えてくれました。上位に進出した学校のほとんどが留学生がメンバーに入っている中で、ここまで闘えたことは本当に立派なことです。小よく大を制す。新たな歴史の1ページをこれからも刻み続けていってください。素晴らしい闘いを本当にありがとう！選手そしてスタッフの皆さん、応援の保護者の皆様、大変お疲れ様でした。この悔しさは後輩たちがきっと晴らしてくれることでしょう。来年のこの場所でリベンジを果たしてください。