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夢七訓。

2024/11/26

今朝はひと際寒い朝になりました。出勤しようと車に乗ろうとした時、今年初めてフロントガラスが凍っていました。慌てて解氷スプレーで対処しましたが、これからの季節は余裕をもって準備をしないといけないですね。寒い朝でしたが、気持ちのよい晴れ上がった天気の一日となりました。
昨日は「ドリハラ」について書きました。夢を持つことは誰かに強制されるものではなく、自らが自由に描けるものであり、それこそが人生を歩んでいく上での大きな支えとなる、と書きました。
「夢」というと、いつも思い出す言葉があります。それは渋沢栄一翁が残された「夢七訓」というものです。渋沢栄一翁は新一万円札の肖像画となっている方ですが、私の前任校が深谷にある学校だったため、私には大変馴染みのある人物です。
幕末から大正初期にかけての日本の幕臣、官僚、実業家として活躍し、第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立、経営に携わり、「日本資本主義の父」と言われる人物です。その渋沢栄一翁が残されたのが次の「夢七訓」です。

      夢七訓
   夢なき者は理想なし。
   理想なき者は信念なし。
   信念なき者は計画なし。
   計画なき者は実行なし。
   実行なき者は成果なし。
   成果なき者は幸福なし。
   ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。

夢はすべての原動力であり、幸せになるためには夢を持たなければならない、ということを渋沢栄一翁は教えてくれます。自分自身にとっての「夢」を見つけ、その「夢」を大切に育んでいきましょう。
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