昌平高等学校

昌平高等学校トップページ > 校長ブログ > 昌平祭の始まりです!

昌平祭の始まりです!

2024/9/7

待ちに待った昌平祭1日目は、快晴の空と共に始まりました。
猛烈な暑さだけが気掛かりでしたが、生徒たちのパワーが暑さを吹き飛ばしてくれました!
各クラス趣向を凝らした出店、展示、アトラクションなどを準備して、開始時間を心待ちにしていました。
初日の今日は朝早くから多くの皆さんにご来校いただきました。ありがとうございました!
私も朝から可能な限り各クラスを見て回りましたが、続きは明日に持ち越しになりました。
中庭に出ている3年生の出店の数々に食欲がそそられましたが、全部をいただくことはできませんでした。
こちらも楽しみは明日にとっておきたいと思います。
初日の今日、私がとても楽しみにしていたのが文化講演会でした。
今年はフリーアナウンサーの藤井貴彦さんを講師としてお迎えしました。
長きに渡り全国高校サッカー選手権大会の実況を務められ、現在はNEWS ZEROなどでご活躍されている方です。
事前の参加申し込みは700名を超え、多くの方が講演会を楽しみに待ちわびていました。
今日の演題は「発した言葉があなたを創る」。
教師という職業にとっても、「言葉」はとても重要なツールです。
アナウンサーである藤井さんが職業を通じて感じたことをお聞きできることを楽しみに、お話をお聞きしました。
藤井さんはアナウンサーという職業の魅力として、4つ挙げていました。
 ①一流の人と仕事ができる
 ②毎日モノづくりができる
 ③責任から逃げない人と仕事ができる
 ④親孝行ができる
中でも③責任から逃げない人と仕事ができる、が一番重要だと感じているそうです。
そして、「皆が責任から逃げない集団は強い」という言葉は、教員としていや社会人として仕事をしていく上で、極めて重要だということを痛感しました。
また、「コロナ禍を経て、今大切なこと」について話された時には、「当たり前の見直し」と「他人へのリスペクト」が大切だとお話しされました。そうすることで「内面を変える」ことができ、内面が変わると「言葉が変わる」。
ご自身の経験を通じてのお話は説得力にあふれ、大変参考になりました。
言葉のクオリティよりもその人の背景を考え、その人に向けた切り口で話をすることが重要、ということをお聞きし、自分自身の意識と行動について改めて考えるきっかけとなりました。
最後に物事を前向きにとらえる方法として、言葉のポジティブ変換について紹介してくれました。
ネガティブな表現や否定的な表現をポジティブな言い方に変えるだけで、気持ちまでが前向きになることに共感し、こちらもまた今後トライしていきたいと思いました。
いくつかポジティブ変換の例を紹介しましょう。
 ×落ち着きないな   → ○フットワーク軽いな
 ×あいつ、使えないな → ○別の役割が向いてるな
 ×やば、緊張している → ○あれ、胸が高鳴っているな
否定形の使用率を下げるだけで、物事の捉え方がずいぶん変わるものですね。
そして、最後の質疑応答コーナーでは、生徒の質問に真摯にお答えいただき、彼らに大きな勇気と励ましのアドバイスを与えていただきました。
私たち教員にとっても、今後の教育活動に活かせる大いなるヒントをたくさんいただきました。
藤井さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

Return to Top ▲Return to Top ▲