2024/7/8
学年末考査明けの今日は、通常月曜日通りの朝英単語テストで一日を始め、その後、一般社団法人リーガルパークさんの協力を得て校内で模擬裁判員裁判を体験する授業を受けました。この学びの目的は、普段、公民の授業で学んでいる司法についての理解を深め、法的な価値や原則を理解し、法的な思考を身につける契機とすることです。
先週の考査後のLHRでは事前学習として、リーガルパークさんがご用意くださった資料(架空の事件が書かれたシナリオと関連資料)を読み、本日向き合う事件の資料から気になることを見つけることに努めました。
本日の活動では、3つのチーム(弁護士・検察官・裁判員)に分かれ、まずそれぞれの立場を決めたうえで、午前中に模擬裁判を傍聴しました。昼食を済ませた午後の活動は、7つの会場にてグループ別の評議、そして、最後には全体会会場にて、判決の言い渡しを傍聴しました。
現役の弁護士の方々を迎えての学びには、校内実施であっても特別な緊張をもって臨めたようです。司法について終日体験形式で学んだ生徒の顔には少し疲れも見えましたが、同時に、社会の一員としての自覚が芽生え始めたようにも見えました。本気の学びには、大きな成長が続くことを体験した昌平生でした。