本日、IBコース3年生による「課題論文/CAS発表会」を視聴覚ホールで行いました。

課題論文(Extended Essay)とは、生徒がDP6科(日本語，英語，歴史，生物，数学，美術)の中から1科を選び、関連した研究課題を自ら決め、8,000語(4,000words)の学術論文にまとめるものです。本校DPコース3年生も、約１年半をかけて指導担当教員の下で探求を行い、論文を執筆しました。

CASとは、Creativity創造性/Activitiy活動/Service奉仕の３要素の略です。それぞれ、6つの目的と７つの学びの成果を目指して、芸術、音楽などの創造的活動(C)、スポーツなどの活動(A)、社会奉仕活動(S)に、それぞれ従事します。例えば、本校生徒の取り組みでは、Cの一環として小説執筆、書道の師範資格取得、Aとして田植えの手伝いやランニングなど、またSとしては地域の清掃活動やウクライナ支援のための募金活動などがありました。生徒はそれぞれ創意工夫をして学問以外の生活の充実をはかり、社会との接点をつくることで、大きな学びを得ています。

忙しい合間を縫ってこれらの活動に従事し、また立派に発表してくれたDP3年生に、拍手を送ります！