2012/6/7
? 中学3年生による「模擬裁判員裁判」が、法教育の普及発展を支援する弁護士による一般社団法人「リーガルパーク」の協力により視聴覚ホールにて行われました。
生徒を弁護人チーム、検察官チーム、裁判官・裁判員チームに編成し、裁判長役は今井弁護士が担当。裁判開始後、まずは被告人が入廷。検察官役の野村君が起訴状を読みあげ、「被告人は、介護している母を死なせてしまった」という案件で、実刑かそれとも執行猶予をつけるかで争われました。弁護士のサポートのもと、生徒が自分たちで考えた質問を被告人や証人にぶつけ、裁判が展開していきました。被告人や証人は迫真の演技で、本番そのものの雰囲気でした。審理終了後は、裁判官・裁判員役の生徒たちで評議に入り、懲役3年、執行猶予4年という判決を出しました。一生懸命考えて出した判決に、生徒たちは充実した顔をしていました。