2021/6/4
本校では、今年度より中学1年生から「次世代型キャリア教育」がスタートします。近年、様々な業界でAI・ロボットの活用が始まり人の役割が変化しつつあります。既に失われた仕事が増え、新しい役割を人が担い始めている中で、生徒の持つ「自分で考えて動いた経験」が、社会を生きる上で自分の人生に誇りを持って生きるか否かを大きく左右することが考えられています。「次世代型キャリア教育」では、「自分で考えて動いた結果、少しでも自分自身や周りが変化した」という小さな成功体験を積み重ねることで、自分で人生を選択する力、選んだ道を正解にする力、周りを牽引し、未来を切り開く力を持つ大人へと導くことを目的としています。IB教育同様、不確かな未来を生きるための探究活動です。
本日は、「次の時代に求められる、人の力」のテーマのもと、講義とグループワークを展開しながら、私たちの暮らす社会が創られた背景には、人の「気づく力」、「発案する力」、「実現する力」があり、それらがこれからの未来もつ くることを学び合いました。