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IB(国際バカロレア)の授業風景 学際的単元<中1地学&歴史>『自然災害と人間の活動』

2018/1/26

 1年生は、歴史と地学の知識をもとに、両面から考えるという授業を行っています。様々な歴史的事実に、自然現象はどのように影響を与えているのか、また自然現象に人間はどのように対処をしてきたのか、生徒自身が調査し、考え、レポートを作成します。ある生徒は、鎌倉時代に起きた飢饉を取り上げ、その飢饉の被害についてまとめると共に、地学の知識をもとに、飢饉の原因となった気候変動のメカニズムを考えています。別の生徒は、過去の大地震を取り上げ、地震の分類や原因となったプレートについてまとめています。そのほかにも、生徒が真剣に考えて調査をしてきたことが伺えるレポートが沢山ありました。

 完成したレポートを生徒同士でを読みあい、お互いに良いところや改善点を書きあって、振り返りを行いました。振り返りでは、「ある教科をほかの教科の視点から見ることができ、深堀り出来る。」「とても新鮮で、自分なりに新しい発見や、答えを見つけられてうれしかった。」「これから、時々ちがう目線で物事をみてみようと思った。」といった、意見がありました。

 こういった授業を通して、ある問題に対して1つの面だけを見るのではなく、多面的に考えることのできる力を養って行きたいと考えています。

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