夏休み中の8月3日（木）、所沢市民文化センターにおいて、平成29年度・第58回埼玉県吹奏楽コンクール・高等学校Bの部の地区大会が行われ、本校吹奏楽部は、「色彩感ある音色と多彩な表現力」（講評）を駆使し “銀賞”を受賞し、県大会へと駒を進めました。

　迎えた、8月8日（火）、さいたま市文化センターで行われた県大会では、見事“金賞”を受賞し、埼玉県代表として、6年ぶり・10度目となる、西関東吹奏楽コンクールへの出場権を獲得しました。

　県大会の審査員の先生方からは、次のような講評をいただきました。

「1人1人がとても豊かな響きを作りだし、緻密なアンサンブルで、多彩ニュアンスを披露していた。」
「“骨太の音楽”が魅力的で、各自が自分に与えられた仕事をきちんとこなしている。」
「ビート感のある、とてもノリのいい、表現の素晴らしい演奏。（コンクールなのに）楽しく演奏しているのが伝わってきます。」
「1人1人の意識が高くて驚いた。この人数ですごい。言葉がありません。」

第37期部長・丸山菜々子（加須市立大利根中学校出身） 　昌平吹奏楽部の代名詞でもあるこの曲を演奏することができることに喜びを感じながら、2017年の今のこのメンバーで、先生方、先輩方、保護者の皆さま、今までお世話になった全ての方々に、心に響く、最高の演奏を届けようと心に誓い、今日まで練習してきました。 　いつも支えてくれる同級生、後輩たちを最後に笑顔にできるよう、皆で決めた夢を叶えるまで、強い気持ちを持って部活を引っぱっていきます。

■ 「史上最大の作戦2017」より ブラスバンドのための組曲
今年、本校吹奏楽部がコンクールで取り上げた楽曲は、※服部隆之（はっとり たかゆき／1965～）作曲ならびに編曲による、「史上最大の作戦」より ブラスバンドのための組曲です。

※服部氏の代表作には『半沢直樹』、『HERO』、『王様のレストラン』、『スレイヤーズシリーズ』、『ラヂオの時間』他、数多くの映画（特に三谷幸喜作品)、テレビドラマ、アニメ、ゲーム音楽等を手掛けています。

　次の表にある通り、吹奏楽コンクールにおいて、この曲を過去３度演奏している、吹奏楽部の歴史の中で忘れることのできない思い出の曲であり、最も熱い想いを込められる、昌平吹奏楽部の“代名詞”とも言える、大切な楽曲と言えます。

　今年は、2009年バージョン「史上最大の作戦2009」に引き続き、「史上最大の作戦2017」と題し、高校生13名に2名の中学3年生が加わった15名編成で、2017年、今年限りの「史上最大の作戦」を敢行し、何としても作戦を成功させ、『東日本学校吹奏楽大会“金賞”受賞』を目指します。皆さまの熱い応援をお願いします。

　今年度の西関東吹奏楽コンクール・高等学校Bの部は、来たる9月17日（日）所沢市民文化センターで開催されます。

※前売り入場券は1,300円（均一）で、会場での当日券販売は行わず、e＋(イープラス)で委託販売を行います。発売開始は、9月10日（日）10時から、コンビニまたはインターネットを通じて購入できます。