2017/5/9
IBの授業では、自分の考えを伝えて理解してもらうことはとても大切ですが、同じくらい大切なことは相手の考えを受け入れることです。中学2年生の英語の授業では、まず3人で日本語で2分間話します。トピックも生徒が決めます。日本語で話すときの生徒たちはおしゃべりと同じなので安心した表情で楽しんでいます。次にその表情や雰囲気のままで英語で話します。そうすることで英語を使ってコミュニケーションを取ることへの壁を下げています。今、2年生はスピーチの練習をしています。自分の力を高めるとともに、友達の力を高めることも大事な学びの一つです。スピーチ本番に向けグループ内で「リーダー(総括係)」「チェッカー(原稿確認係)」「アドバイザー(助言者)」を決めて、より素晴らしい本番になるように練習内容を自分達で決めています。厳しいアドバイスが出ることもありますが、全員の目的は同じなのでお互いによいスピーチのために頑張っています。このように、様々なことを自分達で考え学びを進める姿勢が身につくように授業をしています。