2016/9/7
中高一貫4期生(現昌平高校1年生)2名がオーストラリアの姉妹校スコッツスクールに7月中旬から2ヶ月間の短期留学をし、いよいよ帰国します。現地での体験記が届きましたので紹介します。将来につながる貴重な体験ができたようです。
高校1年15組 関根さん
オーストラリアでの留学もいよいよラストスパートです。本当に時間が過ぎるのがあっという間で日本に帰りたくないという気持ちがすごく強いです。
私はこの留学でたくさんの人との出会いがあり、数え切れないくらい現地の方たちとお話しました。お店の店員さんや町で出会った方たちとの会話は決して長いものではありませんが、私にとってそれらはとても嬉しい経験でした。最初は知らない人と英語で話すことは不安で緊張しましたが、今は生まれ育った場所も、年齢も、全く違うただ同じ場所に居合わせた人たちと話すことは私にとって新しい世界を知れるようですごく楽しいです。
「How are you?」この一言で私はたくさんの友達を作ることができました。私はこんな風に目が合った人に当たり前のように声を掛けるこの文化と言葉が大好きです。
学校の授業に少しずつついて行けるようになったこともすごく嬉しいです。私の1番好きな授業はスポーツ心理学です。皆で映画を見て、授業で解説を受けたあと1人ひとりレポートを書き、提出します。私もスポーツ技術が高くなる過程についてまとめました。スポーツ心理やデザインの授業といった専門的な分野の勉強ができたことでこの先勉強したいことを考えるきっかけになりました。
この留学で嬉しかったことは他にも沢山あります。次の家に移る際に私とのお別れに泣いてくれるようなホストファミリーや、一緒に将来のことについて語り合える様な友達に出会えたこと、英語での授業に少しずつついけるようになったこと、英語を母語としないタイからの留学生と毎日メールをするくらい仲良くなれたこと、スコッツの友達が私のお別れ会を開いてくれたこと。全てのことが私の大切な思い出です。
私にとってこの留学は新しくて楽しいことの連続で私の人生の中で1番充実した2カ月でした。笑顔で送り出してくれた家族と先生方、現地で私をサポートして下さった日本語講師の諏訪間先生、オーストラリアで私と関わってくれた全ての人にに感謝しています。
この留学は憧れの国際人に少し近づいた私の挑戦でした。これから先、辛いことがあっても私の周りのオーストラリア人のように前向きに努力し続けていきたいと思います。
高校1年15組 落合くん
オーストラリアでの生活も終わりに近づいています。今では、日本に帰りたくないという気持ちのほうが大きいです。最初は英語の中で生活することが大変でしたが、今では分かることが多くなり、英語の上達を実感することができています。
この2ヶ月では、たくさんのことをすることができました。その中でも特に、オペラハウスで演奏会を見たのはすごい印象的です。世界遺産に登録されているオペラハウスでの演奏は、とても迫力があり、興奮しました。なかなかできることではない事をする事ができ、とても嬉しかったです。その他にも、スコッツのホッケーチームに参加し、試合にも出させてもらうなど、日本ではできない経験をたくさんする事ができました。
英語が通じないときなど、自分はまだまだだなと思う事が沢山ありましたが、この2ヶ月を過ごし、今まで以上に頑張ろうと思うようになりました。本当に自分にとって大きな経験になったと思います。
最後に、この交換留学に送り出してくれた両親、先生方、オーストラリアで親切にしてくださったスコッツの先生方、ホストファミリー、全員に感謝しています。