２年生になって初めてのプロジェクト学習が行われました。今年のテーマは「世界は違う」です。世界の多様なあり方について学び、興味・関心を深め、自分なりのテーマを探していきます。
　今日は１時間目に昨年の振り返り、｢世界で一番人口の多い大陸｣や｢世界で一番多く使用されている言語｣についてグループで予想し、発表しました。また、識字率についてのアクティビティでは、｢文字を読むことができない両親が、病気の子供を助けるために薬を購入する｣という場面を実際に演じ、読み書きができないとはどういうことか考えました。3時間目はガーナに住むカカオ農園で働く6歳と11歳の兄弟のドキュメンタリーを見て、現在の自分たちの境遇と比較しました。
　
（以下、生徒の振り返りアンケートから抜粋）
「私は勉強がなくてもいいと思っていたけど、この兄弟のように勉強がしたいという想いを聞いてびっくりした。｣
「世界中には勉強したくてもできない子供がたくさんいるのに、学校に行かせてもらって勉強もさせてもらえる自分はありがたいと思った。」
｢日本はとても豊かだけど、それが当たり前でなく逆に珍しいと知って衝撃的だった。｣
｢自分は当たり前のように学校に行っていて｢学校嫌だ｣などと言うこともあるけれど、VTRを見たらそんな自分が恥ずかしく思えた。｣
｢これからはもっと物を大事にしたり、学校に行けることに感謝したい。｣
「自分も学校に行けない子供たちのためにできることをどんどんやっていきたい。今、何ができるかを考えてみたい。」
｢助けたいと純粋に思ったし、何かしたい！｣
｢世界にこんな人たちがいることが分かって、全力で協力したいと思った。｣